調整お助けくん/ガイド

全員の都合が合わない。そのときの決め方。

10人集まれば、全員が○の日はまず出てきません。大事なのは全員一致を待つことではなく、決め方を先に決めておくことです。○が最多の日、△を含めて最多の日、主賓優先、二部制。順番に当てはめれば、迷う時間は数分で済みます。決めた後のフォローの文面も用意しました。

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「全員が○」は最初から起きにくい

参加者が5人を超えたあたりから、全員の予定が揃う日はほとんど出てきません。候補日を増やせば解決すると思われがちですが、候補が10日を超えると今度は回答自体が集まらなくなります。

現実的なゴールは「全員が来られる日」ではなく「いちばん多くの人が来られて、外せない人が来られる日」です。ここを最初に共有しておくだけで、決めるまでの時間が短くなります。

参加率を上げたいなら、日程を粘るより時間帯を見直すほうが効くことがあります。開始を30分遅らせるだけで来られる人がいる、という場面は珍しくありません。候補日を増やす前に、時間の選択肢を1つ足してみてください。

案内の時点で「○が最も多い日で決めます」と書いておくのがおすすめです。ルールが先にあると、決定に対する不満が出にくくなります。あとから基準を作ると、どうしても恣意的に見えます。

決め方は5段階で当てはめる

1. 主賓や、その人が来なければ成立しない人が○の日に絞る。歓送迎会の主役、決裁者、講師などが該当します。ここが最優先です。

2. その中で○が最も多い日を選ぶ。同数の日が並んだら、△が多いほうを選びます。△は「調整すれば来られるかもしれない」の意思表示なので、伸びしろがある日です。

3. ○が割れて決まらないときは、○と△を足した数が最も多い日を見ます。参加人数の上限を取りにいく判断です。

4. それでも決まらないなら、二部制や別日程を検討します。無理に1日に寄せるより、2回に分けたほうが結果的に多くの人が参加できることがあります。

5. 最後は幹事が決める。全員に諮り直すと、決まらないまま日だけが過ぎます。「決められないときは幹事が決める」と最初に宣言しておいてください。

集計ルールの読み方

調整お助けくんの集計は、この考え方をそのまま実装しています。「いちばん多い日」は○が最も多い日で、○が同数のときは△が多いほうが選ばれます。

それとは別に、○と△を足した数が最も多い日が別にある場合、「保留含め最多」として並べて表示されます。確実な人数で決めるか、最大人数を取りにいくかを、両方を見ながら判断できます。

表は縦横を切り替えられるので、候補日が多いときは日付を縦に、人数が多いときは名前を縦にすると読みやすくなります。誰がどの日に×を付けたかも一覧で見えるので、「その人が来られない理由」を個別に聞く判断もできます。

△をどう数えるか

△は、幹事にとって最も扱いにくい回答です。ただし△が多いこと自体は悪い状態ではありません。「今の時点では読めない人が何人いるか」が見えているだけ、判断材料は増えています。

予約の人数を決めるときは、○を確定人数、△を上振れとして扱います。店に人数を伝える段階では○の人数を基準にし、直前に△が○に変わった分を追加できるか、予約時に確認しておくと安心です。

△のまま締切を迎えた人には、個別に一声かけます。「○か×だけ教えてください」と聞けば、たいていはその場で決まります。△を放置すると、当日の人数が読めないまま迎えることになります。

×が特定の曜日に集中している場合は、その曜日を候補から外して出し直すほうが早く決まります。「金曜はみんな×」と分かった時点で、金曜の候補を残しておく意味はありません。

主賓・必須メンバーがいる場合

歓迎会・送別会・還暦のお祝いなど、主役がいる集まりでは、主役の予定を最初に押さえます。候補日を出す前に、本人(または本人に近い人)に空いている日を確認しておくと、後の調整が一気に楽になります。

サプライズにしたい場合は、本人には別の名目で予定を聞きます。「[月日]の夜、空いていますか」と個別に聞くだけで足ります。集まり全体の日程調整ページに本人を入れる必要はありません。

決裁者や講師が必要な会議も同じです。その人が○の日に絞ったうえで、残りのメンバーの○を数えます。全員の多数決から入ると、主役が来られない日が最多になってやり直し、という事態が起きます。

それでも割れるとき

二部制にする。1日で開催し、早い時間と遅い時間に分けて席を回す形です。仕事の都合で遅れる人が多いときに有効ですが、店の協力が必要なので予約時に相談してください。

日を分けて2回開催する。人数が多い部署や、シフト制の職場ではこちらが現実的です。「どちらか都合のよい回にご参加ください」と案内し、回ごとに出欠ページを分けると集計が混ざりません。

オンラインを併用する。遠方の人や当日移動が難しい人が数人いる場合、会場からの中継枠を作ると参加できます。ただし運営の手間が増えるので、幹事が1人のときは無理をしないでください。

思い切って延期する。繁忙期に無理やり入れるより、時期をずらしたほうが参加者が増えることがあります。「今月は難しそうなので、来月に回します」と早めに宣言するのも幹事の判断です。

決めた後の伝え方

確定の連絡には、決め方も一行添えます。「○が最も多かった[月日]に決定しました」と書くだけで、選ばれなかった日に○を付けた人も納得しやすくなります。

来られない人には個別に一言送ります。「今回は日程が合わず残念です。次は[時期]を予定しているので、またお声がけします」。この一言があるかどうかで、次に集まるときの反応が変わります。

決まった日程は、回答ページにもそのまま残ります。あとから「結局いつだったか」を確認できるので、確定連絡を見失った人にもURLを案内すれば済みます。

次回、合わない日を減らすために

候補日は3〜5日、週をまたいで、曜日と時間帯をずらす。同じ週に3日並べると、その週が忙しい人には全滅します。これだけで当たる確率が変わります。

打診の時期を早める。飲み会なら3〜4週間前、忘年会や歓送迎会のような繁忙期の集まりなら6〜8週間前が目安です。遅くなるほど、相手の予定が埋まっていきます。

○△×の3択にする。二択だと、決めきれない人が回答自体を止めてしまい、判断材料が減ります。△が拾えるだけで、決め方の選択肢が増えます。

そのまま使える文面

コピーして送れます。「この文面で出欠ページを作る」を押すと、イベント名と説明が入った状態で作成画面が開きます。

案内文に入れる|決め方を先に宣言する

件名:【日程調整】[イベント名]の候補日について([月日]まで)

お疲れさまです。[自分の名前]です。
[イベント名]の日程を決めます。下のページから○△×の入力をお願いします。

 [共有URL]

・回答期限:[月日(曜)]
・全員の都合が合う日が無い場合は、○が最も多い日で決定します
・読めない日は△で構いません(あとから変更できます)

ご希望に添えない場合もありますが、あらかじめご了承ください。
よろしくお願いします。

候補日を追加するときの連絡

件名:【候補日を追加しました】[イベント名]の日程調整

お疲れさまです。[自分の名前]です。
現時点で全員のご都合が合う日が無かったため、候補日を[件数]日追加しました。

 [共有URL]

すでにご回答いただいた分はそのまま残っています。追加分だけご入力ください。
[月日(曜)]までにお願いします。
これで決まらない場合は、○が最も多い日で確定します。

多数決で決めた確定連絡

件名:【確定】[イベント名]は[月日(曜)]に決まりました

お疲れさまです。[自分の名前]です。
ご回答ありがとうございました。全員のご都合が合う日が無かったため、○が最も多かった[月日(曜)]に決定しました。

・日時:[月日(曜)][時刻]〜[時刻]
・場所:[店名・住所]
・参加:[人数]名
・会費:[金額]円(当日集金)

ご都合が合わなかった方には申し訳ありません。次回は[時期]を予定しています。
キャンセルは[月日]までにご連絡ください。

主賓の都合を優先して決めた連絡

件名:【確定】[イベント名]は[月日(曜)]に開催します

お疲れさまです。[自分の名前]です。
日程のご回答ありがとうございました。
[主役の名前]さんのご都合を優先し、[月日(曜)]に決定しました。

・日時:[月日(曜)][時刻]〜
・場所:[店名]
・会費:[金額]円

最も参加者が多い日ではありませんが、主役が参加できる日を優先しました。
ご都合が合わない方は、当日メッセージだけでもいただけると嬉しいです。

二部制にするときの案内

件名:[イベント名]は二部制で開催します([月日(曜)])

お疲れさまです。[自分の名前]です。
仕事の都合で開始時刻が分かれるため、[月日(曜)]は二部制にします。

・第1部:[時刻]〜[時刻](食事中心)
・第2部:[時刻]〜[時刻](残れる方・遅れて来る方)

どちらに参加されるかを、下のページでお知らせください。
 [共有URL]

両方に参加される方は○を2つ選んでいただいて構いません。
[月日(曜)]までにお願いします。

日を分けて2回開催する案内

件名:[イベント名]は2回に分けて開催します

お疲れさまです。[自分の名前]です。
1日に全員が集まれる日が無かったため、2回に分けて開催します。

・A日程:[月日(曜)][時刻]〜
・B日程:[月日(曜)][時刻]〜

どちらか都合のよい回にご参加ください。下のページで参加する回に○をお願いします。
 [共有URL]

・回答期限:[月日(曜)]
・お店の予約の都合で、人数が少ない回は中止となる場合があります

来られない人へのフォロー

[名前]さん

お疲れさまです。[自分の名前]です。
[イベント名]は[月日(曜)]に決まりました。今回はご都合が合わず残念です。

次回は[時期]ごろを予定しています。決まったらまたお声がけしますね。
当日の様子は[写真/簡単な報告]を共有します。

よくある質問

Q全員の都合が合う日が1つもありません。どう決めればいいですか?

順番に当てはめてください。(1)主賓や必須メンバーが○の日に絞る、(2)その中で○が最多の日、(3)割れるなら○と△を足して最多の日、(4)それでも決まらなければ二部制や別日程、(5)最後は幹事が決める。この順番を最初に宣言しておくと、決定への不満が出にくくなります。

Q○が同じ数の日が2つあるときは?

△が多いほうを選びます。△は「調整すれば来られるかもしれない」という意思表示なので、当日の人数が伸びる可能性があります。調整お助けくんの集計も、○が同数のときは△が多い日を「いちばん多い日」として表示します。

Q△の人は人数に数えていいですか?

予約の人数は○を基準に、△は上振れとして扱うのが安全です。店に人数を伝えるときは○の人数で押さえ、直前の追加が可能かを予約時に確認しておいてください。△のまま締切を迎えた人には、個別に○か×を聞きます。

Q候補日を増やせば解決しますか?

ある程度までは有効ですが、10日を超えると今度は回答自体が集まりにくくなります。3〜5日を、週をまたいで曜日と時間帯をずらして出すほうが効果的です。それでも合わない場合は、日を分けて2回開催するほうが現実的です。

Q多数決で決めると不満が出ませんか?

決め方を後から作ると不満が出ます。案内の時点で「○が最も多い日で決定します」と書いておいてください。確定連絡にも「○が最も多かった[月日]に決定しました」と理由を一行添えると、選ばれなかった日に○を付けた人も納得しやすくなります。

Q主賓の都合と多数決がぶつかったときは?

主賓を優先します。歓送迎会やお祝いの席は、主役が参加できなければ意味がありません。確定連絡で「主役の都合を優先しました」と一言添えれば、参加者にも伝わります。

用途別の使い方