調整お助けくん/ガイド

日程調整の依頼メール、そのまま使える例文とコツ。

会議や打ち合わせの日程調整メールは、書き方ひとつで返信の速さが変わります。候補日の出し方、締切の伝え方、返信が来ないときの再送。どれも定型があり、URLを1本添えるだけで往復回数を減らせます。ここではそのまま送れる例文6本と、迷いやすいところの判断基準をまとめます。

·

文面6本をすぐ見る

日程調整メールで押さえる3つの基本

1. 候補日は複数、幅を持たせて出す。1つだけ提示すると、相手は「合いません」と返すしかなくなり、往復が確実に1回増えます。曜日と時間帯をずらした候補を並べるのが基本です。

2. 回答期限を添える。「[月日]までにご都合をお知らせいただけますと幸いです」の一文があるだけで、後回しにされにくくなります。期限を示すこと自体は失礼にはあたりません。むしろ「いつまでに返せばいいか」が分かるほうが相手は動きやすくなります。

3. 回答の手間を減らす。候補日を文章で並べると、相手は一つずつ予定表と突き合わせて文章で返す必要があります。○△×を選ぶだけのURLを添えれば、相手の作業はタップだけになります。

件名で「何をしてほしいか」を先に言う

件名は「用件+依頼内容」で組み立てます。「ご相談」だけでは開いてみるまで中身が分かりません。社外なら「お打ち合わせ日程のご相談([用件]の件)」、社内なら「【日程調整】[案件名]」のように、角括弧で用件の種類を先頭に置くと未読の中でも見つけてもらえます。

催促や再送のときは、件名の先頭に【再送】【本日締切】を足します。同じ件名のまま送ると、相手のメーラーでスレッドが畳まれて気づかれないことがあります。

社内チャットに投げる場合も同じで、1行目に「日程調整のお願い」「[月日]までに回答ください」と結論を置き、URLはその直後に貼ります。長い前置きの後にURLがあると、スマホでは画面外に押し出されます。

候補日はいくつ出すのが適切か

3〜5個が目安です。2個以下だと合わなかった時点で再調整、逆に10個並べると相手は全部を予定表と照合することになり、かえって返信が遅れます。

数より大事なのは幅の作り方です。「同じ週の午後だけ3つ」では、その週が埋まっている相手には全滅します。週をまたぐ、午前と午後を混ぜる、可能なら1つは翌週以降に置く。この3点を意識すると、少ない候補でも当たりやすくなります。

相手が複数人いる場合は、候補日を文章で並べるより、○△×で答えられるページにまとめたほうが確実です。文章のやり取りだと「Aさんは25日OK、Bさんは25日NG」という情報が全員のメールに散らばり、幹事が手で突き合わせることになります。

候補日が少ないとき・こちらの都合を優先させたいときの言い方

候補が1〜2日しか出せないときは、理由と代替案を添えます。「先約の関係で恐縮ですが」「決算期のため限られた日程となり申し訳ございません」と一言置き、「いずれもご都合が合わない場合は、あらためて候補をご用意いたします」で締めると、押し付けの印象がやわらぎます。

逆に相手に候補を出してもらうときは、範囲を指定するのが親切です。「[月日]の週でご都合のよい日時を2〜3ついただけますでしょうか」と書けば、相手も選びやすくなります。範囲なしで「ご都合のよい日をお知らせください」とだけ書くと、相手は考える手間を全部引き受けることになります。

オンラインか対面か、所要時間の目安(30分・1時間)も先に書いておきましょう。これが無いと、相手は移動時間を見込めず日程を確定できません。

候補を出す側と選ぶ側のどちらになるかは、立場ではなく「依頼している側かどうか」で決まります。こちらから相談したい用件なら、相手に考えさせず候補を出す。相手から依頼された打ち合わせなら、相手の候補を待つ。この線引きを持っておくと、譲り合いで時間が過ぎるのを防げます。

URLを1本添えると往復が減る

例文にある「共有URL」は、日程調整ツールで作ったページのことです。調整お助けくんなら、イベント名と候補日時を入れて「共有URLを作る」を押すだけで発行できます。相手はURLを開き、名前を入れて○△×を選ぶだけ。ログインもアプリも不要です。

メール本文に候補日を並べる必要がなくなるだけでなく、「1人だけ都合が悪い日がある」という再調整もページ上で完結します。回答は自動で集計され、○が最も多い日に印が付くので、幹事が表を作る必要もありません。

社外の相手には、本文にも候補日を書いたうえでURLを添える形が無難です。URLだけだと、セキュリティ設定で外部リンクを開けない相手に届きません。本文の候補日は保険、URLは近道、という二段構えにしておくと安全です。

返信が来ないときの再送

返信の目安は営業日で2〜3日です。それを過ぎたら、元のメールに返信する形で短く再送します。長い謝罪や説明は不要で、「行き違いでしたら失礼しました」の一言を添えるだけで角が立ちません。

2回目でも反応がないときは、手段を変えます。メールで返事が無いなら電話やチャット、社内なら口頭。相手が忙しくてメールを開けていないだけ、というのがいちばん多い理由です。

再送のタイミングと文面は「日程調整の返信が来ない時の対処」でLINE・メール別に詳しくまとめています。

決まったあとの確定連絡とお礼

日程が決まったら、その日のうちに確定連絡を送ります。書くのは「日時・場所(またはURL)・所要時間・参加者」の4点です。ここが曖昧だと、当日になって「オンラインだと思っていた」という食い違いが起きます。

候補日を出してもらった相手には、確定連絡の冒頭にお礼を入れます。「ご調整いただきありがとうございます」の一行で十分です。過度に長いお礼はかえって読む負担になります。

確定後にカレンダーの招待を送る場合は、その旨も書き添えてください。「別途カレンダーの招待をお送りします」があるだけで、相手は自分で予定を作るべきか迷わずに済みます。

避けたい書き方

「いつでも大丈夫です」だけの返信。親切のつもりでも、相手は結局こちらの予定を推測することになります。空いている時間帯を具体的に2〜3挙げるほうが早く決まります。

候補日に曜日を書かない。「10/7 15:00」だけだと、相手は毎回カレンダーを開いて曜日を確認します。「10/7(火)15:00〜」と書くだけで確認の手間が消えます。

締切を「なるべく早めに」で済ませる。人によって解釈が違い、結局こちらから催促することになります。日付で書いてください。

そのまま使える文面

コピーして送れます。「この文面で出欠ページを作る」を押すと、イベント名と説明が入った状態で作成画面が開きます。

社外|打ち合わせ日程の打診

件名:お打ち合わせ日程のご相談([用件]の件)

[会社名]
[部署名][担当者名]様

いつもお世話になっております。[自社名]の[自分の名前]です。
[用件]につきまして、一度お打ち合わせのお時間をいただけますでしょうか。
所要時間は[30分/1時間]程度、[オンライン(Web会議)/貴社訪問]を想定しております。

下記の候補からご都合のよい日時をお知らせいただけますと幸いです。
・[月日(曜)][時刻]〜
・[月日(曜)][時刻]〜
・[月日(曜)][時刻]〜

下記ページからは○△×を選ぶだけでご回答いただけます(ご登録は不要です)。
 [共有URL]

お手数ですが[月日(曜)]までにご一報いただけますと助かります。
いずれもご都合が合わない場合は、あらためて候補をご用意いたします。

よろしくお願いいたします。

社内|複数人の日程調整

件名:【日程調整】[案件名]の打ち合わせ([月日]まで回答)

お疲れさまです。[自分の名前]です。
[案件名]の打ち合わせを設定したいので、下のページから○△×の入力をお願いします。

 [共有URL]

・所要時間:[60]分
・場所:[会議室/オンライン]
・回答期限:[月日(曜)]

参加できるか読めない日は△で構いません。あとから変更できます。
回答が出そろい次第、いちばん都合のよい日で確定してご連絡します。
よろしくお願いします。

上司・目上の方へ|候補日を伺う

件名:[案件名]に関するお打ち合わせのお願い

[役職][お名前]

お疲れさまです。[自分の名前]です。
[案件名]の件で、[30]分ほどお時間をいただけますでしょうか。

下記の候補で空いている枠がございましたら、○△×をお付けいただけますと助かります。
 [共有URL]

・[月日(曜)][時刻]〜
・[月日(曜)][時刻]〜
・[月日(曜)][時刻]〜

いずれもご都合が合わない場合は、ご都合のよい日時を2〜3ついただければこちらで合わせます。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

候補日が少ないときのお詫び

件名:お打ち合わせ日程のご相談(候補が限られており恐縮です)

[会社名][担当者名]様

いつもお世話になっております。[自社名]の[自分の名前]です。
[用件]につきまして、お打ち合わせをお願いできればと存じます。

先約が重なっており、直近では下記の日程のみとなってしまい恐縮です。
・[月日(曜)][時刻]〜
・[月日(曜)][時刻]〜

 [共有URL]

ご都合が合わない場合は、[翌週以降の期間]であらためて候補をご用意いたします。
その際は[担当者名]様のご都合のよい日時を2〜3ついただけますと幸いです。

ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

返信する側|候補日から選んで承諾する

件名:Re: お打ち合わせ日程のご相談

[会社名][担当者名]様

お世話になっております。[自社名]の[自分の名前]です。
日程のご提案をありがとうございます。

いただいた候補のうち、下記でお願いできますでしょうか。
・[月日(曜)][時刻]〜[時刻]

当日は[オンライン/貴社にお伺いする形]で問題ございません。
[必要であれば:URLは追ってお送りいたします/当日は○名で伺います]

引き続きよろしくお願いいたします。

確定連絡+お礼

件名:【確定】[月日(曜)][時刻]〜 お打ち合わせの件

[会社名][担当者名]様

お世話になっております。[自社名]の[自分の名前]です。
ご調整いただきありがとうございます。下記のとおり確定いたしました。

・日時:[月日(曜)][時刻]〜[時刻]([60]分)
・場所:[会議室名/オンライン(URLは別途お送りします)]
・出席:[自社側の出席者名]
・議題:[議題]

変更が必要になりましたら、遠慮なくお知らせください。
当日はどうぞよろしくお願いいたします。

よくある質問

Q候補日はいくつ出すのが良いですか?

3〜5つが目安です。少なすぎると合わなかった時点で再調整になり、多すぎると相手が全部を予定表と照合することになります。数より、曜日と時間帯に幅を持たせることのほうが効きます。

Q回答期限を書くのは失礼になりませんか?

なりません。「お手数ですが[月日]までにお知らせいただけますと幸いです」のようにクッション言葉を添えれば十分丁寧です。期限が無いほうが、相手にとっては優先順位を判断しにくくなります。

QURLでの回答をお願いしても大丈夫ですか?

問題ありません。登録不要で開くだけで回答できる旨を一言添えてください。ただし外部リンクを開けない環境の相手もいるため、社外向けは本文にも候補日を書いたうえでURLを添える形が無難です。

Q返信が来ないとき、いつ再送すればいいですか?

営業日で2〜3日が目安です。元のメールに返信する形で短く送り、「行き違いでしたら失礼しました」を添えます。2回目でも反応がなければ、電話やチャットなど手段を変えるほうが早く解決します。

Qこちらから候補日を出すべきか、相手に出してもらうべきか迷います。

依頼している側が候補を出すのが基本です。相手に出してもらう場合は「[月日]の週で2〜3ついただけますでしょうか」と範囲を区切ると、相手の手間が減ります。

Q参加者が5人以上いる打ち合わせでもメールで調整できますか?

できますが、返信が全員のメールボックスに散らばるため集計が大変になります。人数が増えるほど、○△×で答えられるページに集約したほうが確実です。回答は自動集計され、いちばん都合のよい日がすぐ分かります。

用途別の使い方